スネ毛が気持ち悪いという輩に告ぐ、ツルツルになってもいいんだな?

最近気付きました。

思いのほか毎日ズボンを履いている時間が長いことに。


あんまりズボンを履いていない時間ってないですよね。

ぼくの場合はお風呂に入るときと家に帰って下半身の呪縛から解放されるべくストーンとズボンを脱いでパンツ一丁になるときくらいですね。


夏の場合特にズボンを履いていることの煩わしさを感じます。

外を歩いているとじめじめと蒸れてきてやがて何を話されてもズボンの中の蒸し風呂具合が気になって何も入ってこなくなるフェーズ、誰にでもありますよね。

そんな注意散漫くんたちはきっと長ズボンを炎天下で履くことなんて満員電車で酔っ払いのハゲオヤジの吐息を2cmの距離で受けるくらい嫌なことかと思います。


そこで大活躍するのがハーフパンツ、いわゆる短パンですね。

男性美容とかいう概念

男性美容、というかなり気持ち悪いフレーズをここ数年間でよく聞く言葉になりました。

オトコの美しい容姿?と考えると本当に美容という言葉を安易に使っていいのか、という気になりますが、一旦良しとしましょう。


男性美容にも洗顔料やスタイリング剤、鼻毛カッターなど様々な部類の商品が各社から発売されています。

その中でもかなりの売上があるという噂の商品は、スネ毛脱毛器・除毛クリームです。


この話を耳にしたとき、スネ毛脱毛ニーズがそこまであることに衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。


たしかに、スネ毛があまりにもモサモサしていたり人に迷惑をかけるくらいちりちりだとまわりも不快に思うかもしれません。

でも、逆に男性が剥きたてのゆで卵ばりにとぅるんとぅるんだったらどうですか?

それこそ不快じゃありませんか?


正直、女性でもスネを完全なる状態で維持できている人も少ないくらいです。

いわんや男性をや、ですよね?

仮に彼女よりも彼氏の方が脚が綺麗、つやつやだったら嫌になりませんか?

スネ毛が見えて何が悪い

ぼく自身スネ毛が人並みに生えているから、という理由ではありませんが、男の脚もつるつるであれ、という声はさすがにしんどい意見だなぁと思ってしまいます。


そもそも、つるつるがいいという群集と適度に生えているのがいいという集団とボーボーに生えていて構わない集まりの三つ巴状態に女性がなっていることが問題です。

しかもどれか1つの意見が強いわけでも弱いわけでもなく、いい塩梅でチーム分けされているようです。

そんなこと言われたらぼくだってつるつるな部分と適度な毛量の部分とボーボーの部分のスネ毛グラデーション作ろうかなとか思っちゃいますよ。


女性はホルモンのせいで大変な思いをすることがたくさんあると思います。


しかし、男性もまた然りだということを知って欲しいです。

人によってヒゲは生えるだの体毛が濃いだの体臭がきついだの頭が薄いだの。

結構男性も気にしないといけないこと多いんです。

なので、スネ毛をはじめとするムダ毛を頭皮に移植できる技術が開発されるまではどうか脚に生えている毛くらいは許してください。

人様に迷惑をかけませんから。



この声が一人でも多くの女性に届き、世の男性たちを1人でも多く救えたらぼくがこんなくだらない文章を書いた意義になるかなと思います。

一旦ぼくはAmazonで買った除毛クリームで脚をつるつるにして来ますね。