どんなはだけた服よりもワンピースがえろい

はじめに

男性諸君、好きな女性の髪型、匂い、体型、顔の系統ってありますよね。いわゆるタイプとかフェチってやつです。御多分に洩れずもちろんぼくもあります。綺麗な脚とか肌とかにはクラクラ来ちゃいます。でも最近ハタチを過ぎて気付いたことがあります。それはワンピースほどえろい女性服はないということです。オフショルとかビキニとか色々あるだろ、と反対される前にまずはちょっとだけ読んでみて視野を広げてみてください。ワンピースを着た女性の前でこれから先は居ても立っても居られなくなりますよ。

チラリズムがキーワード

男性は最も性的興奮が上昇するのっていつだと思いますか?それは見えそうで見えない、でもやっぱり見えるんじゃないか?いやいや、なかなか見えない。という好奇心を掻き立てるようなチラリズムがそこには必要なのです。みんな大好き国民の彼氏、竹内涼真さんもしゃべくり007というテレビ番組で女性が自分の服の中を確認する仕草が興奮するとおっしゃっていました。やはり根底にある原理は同じで、チラリズムがそこにあるかないかで興奮するかどうかというのは決まります。

チラリズムには意思がない

ではチラリズムが出現するための定義って一体何なのでしょう?それは主体の意思があるかないかで決まると思っています。簡単な例で言うと、水着を着ている女性はもう肌を見せんとする気持ちが全面に出ちゃっていますよね?もう、私だけを見てぇ!と言わんばかりの格好でみんな颯爽とビーチを練り歩くわけです。これは男性の狩猟本能を掻き立てません。ライオンは迫ってくる鹿を食べません、逃げていく鹿だけを食べようとします。これは適当に言っているので多分どんな鹿であろうと食べられると思います。が、この感覚はわかっていただけると信じて先を急ぎます。つまり見せたいという女性の意思に対して男はあまり見ない生き物なのです。ぼくは見ます。逆に、見せるつもりがない、あるいは見せたくないと自己防衛をしている女性の仕草や行動は男の狩猟本能を掻き立て、アドレナリンがドバドバ分泌されるわけですね。

ワンピースは一見強いが隙だらけ

以上のことを踏まえると水着やオフショルなどの衣類は防護的じゃない、つまりそこまでえろくないということは納得いただけたかと思います。ではなぜ数ある衣類の中でもワンピースが選ばれたのでしょう?それは防護機能が強そうに見えて、実は案外隙だらけだということに帰着できます。まずワンピースは冷静に考えると1枚の布切れです。古代ギリシャ人たちが着ていたテロテロの布と防護機能はどっこいといったところです。1枚だと何が興奮するかと言いますと、ワンピースの下端をつまんでバッと上にひっくり返してしまえば、一瞬で脱がせてしまえます。これは大問題です。小学生のスカートめくりのつもりでやってしまっては取り返しのつかないことになります。さらに、チラリズムの原点に帰りますと、様々な角度からちらりするようにワンピースは設計されています。どういうことかと言いますと、首元の開き具合、脇元の無防備具合、足元の開放具合、どの部分をとっても日常生活の動作でちらりしてしまうように巧妙に設計されています。グッドデザイン賞を贈りたい。さらに追い打ちをかけるように興奮ポイントがもう1点あります。それはボディラインが露わになっているということです。普通のTシャツの生地で作られたワンピースは女性の動きに合わせてそのボディパーツのシルエットを映し出します。映し出される部位は動くことによって常々変化しますので、見ている側は全体像を妄想しながら見とれてしまうわけです。ワンピースで1日を過ごす女性の映画があったら、教えてください。ポップコーンを頬張りながら1日中観賞しようと思います。以上に見てきたように、ワンピースという衣類は一見防御的で消極的に見えて、実はものすごくえろすが詰まっている脆弱な服ということなのです。この記事を読んでくださった方はこれから先の人生、得して欲しいなと思うとともにこんな性癖を熱弁するぼくに会わないで欲しいなと心から願っています。